渋谷すばるがアメリカ横断、一人旅をした話2

続き

 

(2017年2月16日収録スバラジ)

柏原さんの言葉は話の流れに関係する部分のみ抜粋。

その1

168.hatenadiary.com

 

 ◇2月25日オープニング

そんなわけで2日間ヒューストン*1におったんですが。あの~、唯一ホテルの横にレストランが一個、あの、あって、シーフードって書いてる。(レストランいけるかな?オレ)って思ったんやけどまあまあシーフードやし、なんか(「シュリンプ?」とかいけるやろ)おもて。

 

メニューちょっと絵書いてあるとことか

 

ね、(写真的なの、載ってるんちゃう?)思って、行って、ほんでメニューを出してくれて。見たらもー、ん、読まれへん!ほとんど。文字だらけや!英語。絵ぇもない、本気のメニュー。だから唯一読めたのが【ハンバーガー】!って書いてあったからシーフードレストランやけど。(ああ、これ、ハンバーガーや)とおもたからもう、あの、「すんません」とかゆうて、

「ディスワン!」

「ディスワ~ンプリーズ!」で。

メニュー、これぇ!ゆうて。ほい、もうね、このやっぱメニューの時のこの緊張感は、ハンバーガーいっこ頼むにも、その~、ファーストフード店ではないから。

あの、焼き加減を聞いてきよるんっすよ!!肉の焼き加減を!そう!ほんでディスワンで終わった、思ってたら「ナントカナントカ~」でバァーって言ってくるんすよ!!ぜんっぜん分からへんから。で、結局なんかあの、なんとか分かったんですよ。なんかもう、めっちゃ困らせて。で(あ!焼き加減や!)ってわかって。

 

 だいたいニュアンスで?

 

なんとなくわかったんですよ。で、「ミディアムプリーズ!!」で、もう「オーケー!」ゆうて。ミディアムでいけましたですね~。ミデイアムプリーズゆうて。それは美味しかったっすね~。

 

で、もう次の日には朝早い便で今度はニューヨーク*2に行きますから。ニューヨークは三泊、しましたですね。

ニューヨークでは、えっとあの、ミュージカル観ましたねぇ~。ハミルトン*3っていう、もちろんセリフも全っ部英語ですね。でね、なにゆうてるかは一切わからないですよ。でもあの、わかりましたね。やっぱその、あのお芝居、ストーリーちゃんとみてたら、言うてることはもちろんわからないんすけど、なんとなく、こういう~、っていうのは伝わりますねやっぱり。それはほんますごかったですね、ハミルトンっていうのは。

 まずついて、ニューヨークに。で、その日の夜にまずハミルトンっていうのを観るっていうことになったんですけど。ついたのがだいたい昼過ぎくらいについて。そこの劇場とか、ニューヨークのホテルは、よう、年明けときに出てくるでしょ。あの~、あれ何て言うんですか、タイムズスクエア*4?【ハッピーニューイヤー!おめでとう!】とかってようでる、あそこのもう近くですよホテルは。

 

うわ、めっちゃいいとこじゃないですかぁ

 

世界中の観光客がいるようなところで。なんで、ニューヨークはどこ行くのも近いから歩いて、ほぼ徒歩圏内です、ってホテルから。セントラルパークとかも歩いて行けますよ、みたいなとこで。

まず昼間ついて、夜行く劇場まで、歩いて、これ行ってみないと。行かなあかんから夜。「まず明るいうちにロケハンや!」ていうことで。あの、住所だけこの、ウエスト!とかって書いてあるんですよ。何番街のどうのこうのいうて、それを見ながら。で、わかりやすいんですよ。京都の碁盤の目みたいに。ウエスト、あ、ここやって。まあどっちかな~って簡単に行けたんですよ。あ、ここかって。もうあとは場所はわかったからその辺歩いて、

 あの、とりあえず、腹減ったな、と。

もう腹減るなよ!って思うんすよもう。もう~~あのミディアムとか、いろいろ問題がある。腹減ってもうてるわぁということで。これどうしよ~って、店なんかいっぱいあるんですよ!ニューヨークは。

オススメとか、ニューヨークはこことか美味しいですよとか色々情報頂いてて。ほいでなんか意外と、そのレストランとかそういうんじゃなく、フードスタンドいうて、屋台みたいな傘みたいので売ってるような、のが意外とおいしかったりするんですよね、みたいな。あ、そういうの食べてみたいな、ここでしか食われへんやつ。っていって。

それを~結構ね、交差点みたいなところにいっぱいあるんですよ。でも、その中でも、この名前の書いてあるところ、ここオススメなんでって、のを探すんですけど全然おれへんのですよ!そいつが!で、めっちゃ寒いし腹減ってるんですよ。どうしようかな!おもて。

結局、(もうええか)ってなって。結局その、ドーナツ食べました。

で、もう結局ドーナツ屋入って、またあの、「フレンチ クルーラー、ツー!」みたいなゆうて。「あとホットコーヒー!」ゆうて。結局ドーナッツ屋で食べるっていうね。

 

 

で、それで、ショーみたりして。

ほんで一番ニューヨークは衝撃的やったのが、そのだから、ちっちゃいオフブロードウェイっていうのか、ちょっとそこでしか観られないような劇団の舞台を観たんですけど、これがめっちゃ変わってて、もともとホテルやった5階建てぐらいの建物を、劇団が買い取ってるんですよ。その5階建てのホテル、みたいな建物を、全部、いうたら、そこの建物中で舞台するんすよ。

ほんでね、この、セリフがないんですよね。お芝居。音楽は鳴ってるんですよ。ほんで、最初ね、なんか、1階から入ったらフロントみたいなところがあってんですよ。で、なんか番号渡されて、あとでこう…、

で!結構暑くなるよって、あの、だから脱いでった方がいいですよ。みたいななんか。すぅごい、あとから考えたらそっから始まってるんですよもう。で、そこはね、一人、スタッフが一緒にいてくれて、ニ人で行ったんですけど。あの~、まず2階がバーみたいになってるんすよ。そこは、まあ、ジャズバーみたいな、演奏してる人がいて。席通されて、飲みもの何にしますかみたいなんで、シャンパン飲んだりしながら。

ほな、トランプ渡されるんですよ。1のハートって書いてあって。「1番を呼ばれたらあなたたち出番ですから ね??」みたいな。

 

自分が(笑)

 

え?出番ってなにぃ?で、フロントから何からそうやねんけど、めっちゃ暗いんすよ!こわっっておもて。で、ゆっくり飲んでたら「1番持ってる人来てください」みたいなんで、何組かゾロゾロゾロってなって。ほんで、説明を英語でバーって。僕通訳してもらってて。

要は、今から一人ひとりに”仮面”を渡されるんですよ。白い仮面!んで、いま仮面つけろ!と。で仮面つけて、みんなワァ~ゆうて。仮面つけた瞬間に、今から一切私語厳禁ですって。しゃべるな!うん、で、え?みたいな。あ、そうなんや。オレ言葉わからへんから、この、一人、通訳というかやってくれる人にコソコソ、あの、「こういうこと言ってます」、通訳、オレの耳元でしてくれてたら、バンッ!って壁どつかれて。私語厳禁やゆうてるやろ!みたいな。ちょっ、「NO!NO!」みたいな。 「んん、」ってなって。

で仮面渡されて、じゃあ行きますゆうてエレベーターみたいな乗せられて、もう真っっ暗なんですよそこ。上がってるのか下がってるのかもわかれへん。怖い怖い怖い!ってなって。で、チーンって開いた瞬間にもう始まってるんですよ!あの、役者がバーってこう。要は、1階から5階建ての建物を、ずっっと役者芝居してるんですけど。役者は決まったお芝居の動きでやりますよね。客は自由に動けるんですよ。その建物内。

 

ロールプレイングゲームみたいな?

 

そう!だから、人によってストーリーの進め方が全っ然違うわけですよ。で、絶っ対はぐれるから!絶っっ対はぐれるから、なんかあったときに2階のバーに集合しなさい、と。で、もう開始5分くらいで(あれ?)ってなって。

あの、仮面つけてるし開眼も集中されてて!すごいんすよ!そのシステムが。ほんで色んな部屋があって。役者はいろんなストーリーが、声は一切、セリフがないんですよ。お芝居と音楽だけで。シェイクスピアの、前、まるがやってたお芝居でマクベスっていうものをモチーフにしてる作品だって聞いてたから。オレ、『マクベス』まるの観てるから。*5(あ、なんとなくわかるな~)おもて。で、なんかそういう世界観で続いていくんですけど。も~、その、なんか色んな部屋あって。だから、例えば、女優さんみたいな人がいて、その人が部屋で鏡台でお化粧みたいなんしてて、そこに男の人入ってきて、セリフはないけど「いやだいやだ」とか、なんか言い寄って。みたいな芝居してるんすよ。でもその部屋にもちろんベットもあってソファもあって、とか。だからもう疲れたらオレ、お客さん、ソファ座りながら、この近くでお芝居観たりとか、自由なんですよ!

 

 自分が幽霊になった感じ

 

そうですそうです。で、役者は絶対こっちのことはもちろん知らない、だから仮面つけてて。でもお芝居の動き的にオレ座ってたとしたら、そこのソファ次の動きでそこに次行くねんけど、みたいな絶対出てくるじゃないですか。したらもう、うまいこと、バッ!っとこう、動きながらオレの肩「ちょっとどいて」みたいな感じで芝居、だからもう客も空気読みながら、こう、進めていくみたいな。

(すげえな!こんなん日本に無いぞ!)とめっちゃ楽しなってきて。だから案の定5分で、オレはもう男の奴がなんか気になったから、そいつが「もうええわ!」みたいなんで部屋出てってったら、そいつ追いかける人はゾロゾロゾロって追いかけていくんすよ。 オレもそいつ気になったからバッ追いかけてってパッてみたら(あれ!おれへん?!)みたいになって。その、一緒にいた子が。 その子はもう女の子側の気持ちになってたらしくて。「俺ちょっとあそこに止まってたんすよ」みたいな後々喋ったりしたら「ああ、そうなんや」。

で、色んな事が起こるんすよ。

 だからこれ芝居を見せられてんのか、こっちが覗いてる感じが、すごいなんか、世界観やな!みたいのんで。そういう作品も観たりしてね。

 

それはおもろいっすね~

 

おもろかったっすねそれは。 これ日本ではなかなか成立しづらいかもなあ、とか

 

ちょっとして日本にも来るんじゃないですか?

 

結構日本のお客さんがどこまで、っていうのもあるし。もちろん撮影も絶対NGやし。その辺はやっぱり、ねぇ、向こうのお客さんとか結構その、

 

意外と一年して話題になったら結構きてるんすよ、日本に。

 

かな~?だから、オレ、やる側もめっちゃおもろいやろうなって思ったんですよ。役者さんも、もうほんまにその、セリフもない芝居やからなんやけど。すごいなんか……、やろうなあ、思いながらね。強烈な体験でしたけどねえ。まあそんなニューヨークやったんすよね、すごい楽しかったんすけど。結構喋ったな…

 

 

 

 

◇2月25日ふつおたコーナー

 

『すばるくんこんばんは。昨年40歳の誕生日を迎えた3児のママです。40歳になり、人生の約半分を生きてきたということで、記念に今までやったことのないことにチャレンジしようと思い、思い切って髪の毛を金髪のショートヘアにしてみました。~~抜粋~~すばるくんは40歳になったらやってみたいことは、または、いつかやってみたいなと思うことはありますか?』

 

そういう意味で言うとね、僕もう人生初の一人旅っていうのはだいぶチャレンジではありましたけどねぇ。いやだから今回行けなかったとこにも行きたいな、って。やっぱブルースが好きなんで、そっちの方にシカゴ*6とかニューオリンズ*7とかの方に今度行くなら行って、ブルースバーとかにガランと入ってみたいな、みたいなんすごい思ってるんすよ。んー、とかね、色々なんか、やってみることが大事やなってすごい思いましたね。言葉とかもちろんわからへん、不安やったけど行く前はめっちゃ。

でもなんとかなるやろうし、やってみよ、っていうのが大事なんだなっていうことが身をもってなんか、体感しましたね僕は。そういうことも伝えていけたらいいなと思いますけど。そういう意味ではね、金髪やろうがなんだっていいんですよべつに。やってみよ、チャレンジしよ、っていうのは素晴らしいことですよ。

 

 

 

『すばるくんは最近周りの人に気づかされたことはありますか?』

 

周りの人に気づかされたこと。なんやろなぁ~これ

 

外国行ったらいっぱいあったんやないですか

 

外国行ったらいっぱいあった細かいの。さっき言った舞台も『スリップ ノー マー』*8っていう舞台なんですけど、さっきのね。

もう話し戻るけど。必死でこう、見てしまうんですよね。そしたら、結構カップルで来てる人も多かったんですよ外国の方。で、カップルの方ははぐれたくないから、ずっとこう手を繋いで!ね、彼氏彼女と。で、いろいろ追いかけていくのも、一応彼氏彼女は「大丈夫か?」言いながらこうバーッと行くんですけど。 

で、またある程度追いかけってたら、お芝居がバッって始まるから、そこでまたもう集中して止まってみるわけじゃないですか。ほいだらオレも集中して見て、オレの前にカップルいたんですよ。ほいで、手ぇこそ繋いでるけど、彼氏彼女も必死にみてるから。途中でなんかもうわからんようなったんですかね。あの、ずっと、オレの手、グッ!て握ってる奴おるんですよ。で、オレももう芝居を、すごい集中してみてるから、(あれ?)って思ってパッてみたら、その彼女、オレの手ぇ、ずっと握ってるんですよ!ほいでなんか、 「ソーリー」みたいなん彼女に言われて。オレもなんか、「あぁ…。」みたいな変な感じになるっていう…ふへへへ……そういう細かいハプニングはいっぱいありましたね。

 

まあ一生懸命になるとね、わからなくなる

 

そうなんすよ。人の集中したときは面白いなっていうねぇ。

 

 

 

 

 

*1:テキサス州の東南部に位置する都市。メキシコ湾のほう。渋谷すばるが2017年2月2日にアメリカ一人旅を始めて、最初に行った場所。

*2:ニューヨーク州の都市。ハドソン川と大西洋の接点にある。ヒューストンからは距離にして約2622㎞、飛行機で約3時間30分。

*3:ロン・チャーナウによる2004年の伝記『Alexander Hamilton』を基に、アメリカ合衆国建国の父の一人アレクサンダー・ハミルトンの生涯をヒップホップ音楽で綴ったミュージカル作品。[wikipedia引用]

*4:アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン

*5:2016年6月26日より東京グローブ座にて、丸山隆平を主演として全32公演行った。

*6:アメリカ合衆国イリノイ州のある都市。同州最大の都市であり、ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ人口を持つ。また、シカゴはアフリカ系アメリカ人らが築き上げた音楽文化、ブルースやジャズのメッカとして名高い。[wikipedia引用]

*7:アメリカ合衆国ルイジアナ州南部にある同州最大の都市。ニューオリンズはジャズの発祥地とされる音楽の都である。ジャズのほかにも、さまざまな音楽が息づいている。[wikipedia引用]

*8:strip no more?

渋谷すばるがアメリカ横断、一人旅をした話

 

(2017年2月16日収録スバラジ)

柏原さんの言葉は話の流れに関係する部分のみ抜粋。

 

 

◇2月18日放送オープニング

 

ちょっと収録自体ひさびさですもんね。実はわたくしごとと言いますか、珍しくこれほんとこのタイミングでしか。一生に一回あるかないかぐらいの。たまたま!ポコっと時間が空いたんですよ。で、これもう言いますわ。あんま言わんとこうかな~おもてたんですけど。あの、12日ぐらい休みあったんですよ!で、こ~~の局面でこの12日はなんか絶対したいな、と。これは休みというかなんか、「なんかしたい」ということで、思い切ってですね、人生初の、一人旅に出てたんです、実は。あの~アメリカを、アメリカ横断の、あの、えぇ。

 

え、全くの一人で?

 

全くの一人です!関西弁しか喋れないんですけど。これはそういうことの為に時間とお金を使ってみようと。有意義なものにするべきだと。こんだけ時間頂いて。ということで、行ってたんです、最近まで。

で、あの、ほんとタイミングもたまたまですけどその旅の1番締めくくりが グラミー*1を、ちょっとその見せていただけたという最高の旅の締めくくりなんですけど。

まっ、あの目的は、まあ、英語。まず語学と、あといろんなライブとかショーを観る、の勉強の旅にしたいと、いうことで、たくさんの方に協力していただきまして。まあ、なかなかあり得ないスケジュールですごい色んなものを観れたんですよ。

 

じゃ、結構毎日のようにどっかしらライブ行ったりだとか

 

もうね結局日本にいるより忙しいんちゃうかなっていうくらい、全っ然ゆっくり、でもほんと得るものはおっきくてですね。最終日にグラミー見せてもらったんですけど。グラミー出てるような人らを、アリシアキース*2とか、ブルーノ*3もそうですけど、結構ありえへんぐらい小っちゃいクラブでみれたりしたんですよ。

 

で、あの、スーパーボウル*4っていうアメフトですよね

 

今すごいですよね

 

すごいんですよ。2月2日に僕、旅立ったんですよ。で、最初行った場所がヒューストン*5っていうとこでテキサス州ですかね。スーパーボウル、オレ全く興味もない、知らんかったんですけど、スーパーボウル決勝ですよね。スーパーボウルがヒューストンだったんですよ。で、これもうスーパーボウルウィークエンドともなれば、えらいことなるんですよアメリカ中。

 

すっごいお祭りですもんね、あれにでるアーティストがその土地の顔のアーティストというか

 

そう!で、ハーフタイムショー、今年はレディーガガだったんですけど。うん、も、すごいんですよ。あれはアメリカいちと言われているようなもので、それがちょうど被ってたんですよ。

で、オレ知らんくて。

協力してくれたスタッフの人とか、一応その、なんかあったら助けるよっていう英語喋れる人とかに日本でいつでも電話できるようにしていただいたりしつつ、その人はもうアメリカとか詳しいからスーパーボウル大好きで、「めっちゃ羨ましいわ!」みたいなこといってて(そうなん、全然その温度感わかれへんなあ)って。

 

でね、一ヶ所目のホテルも、その旅立つ前に言われた「町中スーパーボウルだらけ」で、

 スーパーボウルだらけってスーパーボウルなんかもうお祭りのあれしかもう…

 で、もう「すごいぞ」と言ってたんですけど、泊まったホテルの周りなんにもないとこで。もうホテルの目の前ハイウェイみたいな、(なにこれ お祭り感もくそもないやん)って。

なんかもうファミリー感強いホテルで、フロントんとこに【スーパーボウル】!って手作りの、お誕生日会みたいな。ふわふわ~って風船みたいな、ふわふわ~なってて(あれ?こんな感じ?)って思って。まあ一ヶ所目そんな感じやったんですけど。

 

いろいろ行ってて…結局10日間もあって… あの、今日、三本撮り?

 

そうですね

 

だからもう今日から三週にわけて僕の珍道中を、いろいろかみ砕いていきますけど。

 

 

 

なぜヒューストンに行ったかっていったらブルーノ・マーズのライブがヒューストンの小っちゃいクラブであるから、そんな距離でみれることないから、 「じゃあぜひそれ行きたい」っていうことで。まずそっから始めようかと。

ブルーノは2日目ですね、ヒューストンの2日目のライブだったんですけど。1日目は同じクラブでチェインスモーカーズ*6っていうDJみたいなののライブに行ったりして。

 

オレ普通にあのデッカイ外人にもみくちゃにされながら、初めてですよ。ライブ入るお客さん、並ぶじゃないですか、何千人って。初めてですよ僕!普通に2時間くらい並んで、めっちゃ寒かったんですよほんで!周りめっちゃデカい外人がもうウワァ~ゆうて浮かれて。オレ、一人で、言葉もわかれへんし

(こ~わっ)と思いながら

(目ぇ合わさんとこ。完全にほとんど年下やろこいつら)と思いながら

(でもデカいしなんかあったら絶対負けるな…)と思って。

 

とりあえず、こう2時間くらい並んで

チケットには9時オープンって書いてあるんすよ。で8時くらいに行っといて、ほいだらもう、入れたのが10時くらいだったんですよ。

オレ、(大丈夫かな~)おもて。

でも周りのお客さんもなんか焦る様子もなく、で、10時くらいに入ったら誰やねんこいつみたいな前座のやつが気持ちよさそ~にやってて、結局ブルーノ出てきたの11時過ぎくらいで。12時過ぎくらいにはもう「じゃあ!」ゆって帰っていくっていう…

ほんまにね、だから、もう。それはもう向こうのやり方ですよね、日本人からしたら、ジャニーズなんて特にピッタリに始めますからね、僕らは。その感覚からいったらもう、わ~って思いつつも。

 

 電車ある時間ですもんね、フツウ

 

そうそうそう、もう関係ないんでしょうね。ほいでね、なんか、ものすごい変なとこなんですよ、場所が。周り出たら住宅街なんですよ、一本入ったら。

 

でね、僕、(日本を)出る前に、

「タクシーをなんかあったら拾ってください」と。「日本であまりみんな持ってへんけど海外ではほとんどみんな持ってるタクシーを呼べるアプリがあるからこれ絶対いま落としてください」って。

オレ知らんかったんやけど。

「カードの情報入れといたら、もうこれだけで全部お支払いもできるし、安心なんで」

それはもうめっちゃ楽や!って。現在地をあれして、そこにピッと押したら来てくれるみたいなアプリなんですよ。めっちゃ便利やんか!って。ありがと~ゆうて落として。これ持っとこ~って。

 

で、ライブ終わって、どぁ~って出てくじゃないですか。オレもワァ~いうて。

ほんで(あの、アプリや!)おもて。

ピッと押したらそしたら全然まったく車がおれへん!みたいな。なんでかって言ったら、みんなそれやってるんですね!だから、みんなやるから!全然おれへんくて!どおしよ!ってなって。

とりあえず大通りみたいなところまで歩かな、タクシー拾うのにも。

で、歩き出したら真っ暗なんですよ!だんだん人もむっちゃ減ってきて、オレ怖なって!!!どおしよ~~!おもて!車も全然走ってないんすよ!ほんで大通り出たけど、そんな車も多くないようなとこで、こわ~ってなってきて、寒いし、おなかも減ってるし、(もおオレ初日から泣きそうやわ~)とか思いながら。

 

たまたま黄色いのがバーってきたから、バッてあげ、たら、止まってくれて。で、ホテルのカードキー、「ここぉ!」ゆうて。 やっと帰れたということで

 

よお、帰れましたね

 

いやなんとか帰れて。よかったわ~っていうそんな始まりやったんですよ。まあでもなんか、なかなかない経験なんで、怖いなって思いつつもちょっと楽しいな~なんて思いつつも。まったく英語もしゃべられへんし。

 

留学するってそういうことでしょだから

 

そう、そういうことですよ。日本ではそこそこいろんな仕事させてもらってるけど、あの、だからライブ前並んでるときとか、

(オレ五大ドームでライブとかこの間終わったばっかやねんけど、ここでは、オレ、いちばん下の人間なんやな…。この客の中でもいっちばん下なんやな、オレ。言葉ひとつわかれへんねんな…。なんかケンカあっても絶対負けるやろうし、オレ、いっちばん下や ここでは……!)みたいな

 

そうもう、すごいスタートやなっていうことやったんですけど。こっから、こっからこの旅ものすごい楽しくなるんで。

ちょっとその、続きは来週…

 

 

*1:グラミー賞Grammy Awards》全米レコード芸術科学アカデミー(NARAS)が、毎年最もすぐれたレコードアーティストを部門別に表彰するために設けられた賞。[デジタル大辞泉より引用]

第59回グラミー賞授賞式は2017年2月12日にカリフォルニア州ロサンゼルス市のステイプルズ・センラーにて行われた。 

*2:Alicia Keysアメリカ合衆国の女性歌手、女優。1981年1月25日生まれ。

*3:Bruno Mars, アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル出身の歌手。1985年10月8日生まれ。

*4:SuperBowl, アメリカ合衆国のプロアメリカンフットボールリーグであるNFLの優勝決定戦である。アメリカンフットボールの最高の大会であり、アメリカ最大のスポーツイベントである。[wikipedia引用]

*5:テキサス州の東南部に位置する都市。メキシコ湾のほう。

*6:ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers) は、アンドリュー・タガート (Andrew Taggart) とアレックス・ポール (Alex Pall) の2人からなる、アメリカ合衆国ニューヨーク市を拠点とするDJかつプロデューサーでソングライターのデュオ。[Wikipedia引用]